幻のホールインワン! -ゴルファー保険と証明書の発行-

誰もが一度はやってみたい〝ホールインワン〟

渋野日向子選手や松山英樹選手のメジャー大会制覇などで盛り上がりを見せているゴルフ界。

年齢に関係なく楽しめる趣味のスポーツとして、ビジネスの世界では接待や営業マン同士のコミュニケーションツールとして実際にやっている方も多いのではないでしょうか。

ゴルフ
みなさんゴルフしてますか?

ゴルフをやっていて一度は達成してみたいと思うのが、『ホールインワン』ですよね。ゴルフ未経験もその他のルールはよくわからなくても、ホールインワンくらいはご存じなのではないかと思います。名前の通り、1打でボールがカップに入ることで、誰もが憧れる記録の一つです。

確率でいうと、プロでも3700分の1、一般の人だと14000分の1とも言われます。しかし、ホールインワン自体は『運』の要素が強いと言われます。

私の会社にもゴルフ歴35年のベテランがいて、毎日練習を欠かさないほど熱心なのですが、まだ1度も出したことがないし、同グループの他の人が出すのを見たこともないと言っていました。

そんなホールインワンを、なんと私も先日達成してしまったのです!

コースは、熊本県にある『グランドチャンピオン ゴルフクラブ』(外部リンク)。ゴ

ルフ好きには有名な戦略的コースで、グリーンも早くて難易度高めの、中・上級者向けのコースです。しかし、フェアウェイやグリーンは非常に良く整備されており、見た目にもとても美しいコースです。

グランドチャンピオンゴルフクラブ
グランドチャンピオン IN No.10 RAR3

それは、スタート1発目の、INコース10番 PAR3 で起こりました。

社内コンペの最終組でスタートとなり、くじ引きでオーナーに。後ろには、別のコンペのお客さん3組が待機しており少々プレッシャーのかかった状態でした。

あまり待たせてはいけないと思い、前の組がグリーンから降りたのを確認し、素振り1回ですぐに構えてアイアンを振り抜きました。

自分自身でもここ最近で1、2を争う会心の当たりだと感じました。(実際は、ホールインワンはミスショットで出ることが多いとの話もあります)

高めの弾道で上がったボールは、ピンの方向へまっすぐ飛んでいるのがわかりました。

同組の同僚の『おお、いい感じ!』という声のあと、ピンのすぐ手前に落ちたボールは転がってそのままカップへ-。

一瞬何が起こったのかわかりませんでしたが、間違いなくボールはカップの中へ消えていました。

カップイン
見事にボールはカップへ

『うわー、入ったー!!』

後ろに待機していた別組のお客さんとキャディーさんも大きな声と拍手で盛り上がっていました。それを見て実感が沸き、私も『やりましたー!』とこぶしを突き上げてガッツポーズをしました。

同組のメンバーも『初めて目の前で見た!』と祝福してくれました。

これは、本当に言葉では表せない気持ちよさというか、高揚感、達成感です。その後もなんとなく心拍数の上がったままプレーを続け、大したことはないですが、自身のベストスコアで終えることができました。

ゴルフを始めて2年ほどで達成してしまったのですが、もう一生出来ないかもなぁとも感じました。

興奮の中にも冷静さを

そして、コンペが終わり、フロントで精算をする時でした。同組だった先輩が、『ホールインワン証明書』をもらっておいてほうがいいと、フロントのスタッフに声をかけてくれたのです。

しかし、そこで問題が発生したのです。私自身初めての経験で、同組にも経験者がいなかったので仕方ないのですが、

『キャディーさんに、確実にホールインワンだと確認してもらう』ということをしていなかったのです。

失敗
やってしまったー!

私自身、冷静になって考えると、そりゃそうだよなと思いました。

ポイントとしては

・基本的には、キャディーさんが同伴してのプレーであること

・または、ホールインワンをしたその場で、見ていたキャディーさんにフロントへの連絡をお願いする。

・キャディーさんがカップのところまでいき、間違いなく入っていることを確認してもらう。

というような手順を踏まないと、証明書は出せないとのことでした。

このへんは、ゴルフ場によっても違いはあると思いますが、コースによっては賞品や保険金の絡みもあるので、ちゃんとした手続きが必要になるようですね。

私も興奮してしまっていて、そこまでのことは正直頭が回りませんでした。

そんなこんなで、形としては〝幻〟となってしまったホールインワンですが、個人的には、心に残る経験ができたので満足しています。

ただ、これからゴルフをプレーされる方は同じ失敗の無いように、ホールインワンを達成したら、冷静に確実に手続きをされることをお勧めします。

究極の掛け捨て保険ですが・・・
運か実力か
ゴルフを楽しむ時には、保険も確認

『ホールインワン証明書』をもらった方がいい場合というのが、ゴルファー保険の特約で『ホールインワン保険』をつけている場合になります。

残念ながら私は、保険料が上がるのと、基本的にセルフプレーばかりなのでこの特約を付けていませんでした。

この『ホールインワン保険』というのは、ホールインワンを出してその後の祝賀会を開く際の費用やゴルフ場への記念植樹やネームプレートの設置に係る費用などをカバーするための掛け捨て保険です。

この保険に加入していて、ゴルフ場からの証明書があれば、10~30万程度の保険金が出ます。これは大きい。

事故や病気の保険と違って、『喜ばしいこと』で保険がおりるのですから。

ただ、初めにも書きましたが、ホールインワンは何十年やっても出ない人は出ないものです。しかも保険を掛けていても、証明書がもらえなければ意味がありません。悩ましいところです。

誰もが憧れるホールインワン。もし達成したときに〝幻〟にならないために、そして損をしないために、ゴルフをやっている方、これから始める方は、一度ゴルフの保険についてもいろいろ調べてみておくといいかもしれませんね!

※この際、まとめて保険を見直してみませんか?

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