建設業をもっと若者にアピールしたい!-(株)進明技興さんとのインターンシップ協力-

(株)進明技興さんとの出会い

  

今回、大学生向けのインターンシップ協力のお話をいただいたのは、福岡県に本社を置く、杭工事を専門に行う『株式会社 進明技興』さんです。

  

担当の石井さんと知り合うきっかけになったのは、Twitterとこのブログでした。まさに現代っぽいですよね。

私もまだまだ地質調査の仕事についての発信を行うようになってから1年弱で、フォロワーもそんなにいませんし、ブログについても満足のいく内容には及んでいないと感じていました。

  

ただ、いつもこの『地質調査』という仕事をより多くの人に知ってもらうにはどうしたらよいだろうと考えていました。

  

そんなとき、このブログに石井さんからメッセージをいただきました。それはそれは、文面からだけでも熱意が伝わってくる、激熱メッセージでした。笑 

  

その熱意と精力的に活動されている様子に大いに感銘を受け、個人的にはすぐに答えは出ていましたが、念の為会社にも相談したところ、その思いを理解したもらうことが出来ました。

  

そうと決まれば時間も無いので、早速顔合わせです。わざわざ熊本まで足を運んでいただくなんて、、

  

(株)進明技興の石井さん(左)と星川さん(右)

  

新卒の採用やこれからの建設業の人材確保などについて意見交換をし、9月に予定されているインターンシップでの相互協力のお話をご提案いただきました。

  

杭工事と地質調査。実際は大いに深く関わっている仕事ですが、確かにこれまでこのような活動を一緒にやったことなどありませんでしたので、お話を聞いただけでワクワクしました。

いやぁやはり、マラソンをされていただけあって、バイタリティーがすごい!勉強になります!

  

やらない理由なんてひとつもなかったので、すぐに9月8日の地質調査の現場見学に向けて準備を始めました。

  

  

あいのりインターンシップ当日の様子

  

インターンシップ当日。進明技興さんにインターンシップ来ている学生さんの4日目の工程で、地質調査の実際の現場と作業風景を見学してもらいます。

  

今回は、ちょうどボーリング作業を行っていた熊本県菊池郡の現場を案内しました。

朝から天気もよく、美しい青空が広がっています。まずは、現場で顔合わせ。

  

技術者と学生さんの顔合わせ

  

インターンシップも4日目ということで、学生さんもあまり緊張は無さそうでした。

まずは、地質の技術者から、簡単な今回の現場の説明や地質調査と杭工事の関わりについて説明を受けます。杭工事の現場は前日にも見学してきたそうですが、やはり地質調査の現場は初めてとのことでした。

 

いよいよ、実際の調査の様子を見学です。

  

標準貫入試験の様子を見学

  

調査ボーリングと併用して行われる『標準貫入試験』の様子を間近で見学します。

おもりを落下させて、サンプラーを土の中に貫入させます。カーン、カーンという金属音が響きます。この試験で、簡単に言うと土の硬さや締まり具合を表す『N値』が求められます。

  

真剣な表情で見学する学生さん

  

杭工事に比べると機械の規模等は小さいですが、初めて見る作業風景に学生さんも見入っていました。

実際にこのように、毎日いろんな場所で地質調査が行われているのですが、やはりなかなか生活をしていても出会う機会はありません。目の前で見ると、なかなか新鮮に感じられると思います。

    

サンプラーを観察

  

標準貫入試験後、土中に貫入されたサンプラーを回収します。 このサンプラーの中にも土のサンプルが入っています。なにもかもが初めて見るものなので、みなさん興味津々。こちらとしてもなんだか嬉しくなります。

  

  

実施に採取した土の試料を観察

  

  

今回のボーリングで採取された地質のサンプルを見ながら、技術者からの説明を受けます。

  

杭工事にも関わる土質の区分やN値との関連など、生の試料を見て触って学びます。

  

学生さんからいろんな質問が・・

  

  

現場見学終了後は、学生さんと地質の技術者の意見交換タイムです。

  

この仕事に就いたいきさつや、仕事のやりがい、業界としてのこれからの取り組みについて様々な話をしました。気になる休みや残業の状況についても質問がありました。

  

今回のインターシップ協力を通して

  

今回私の会社としても、別業種のしかも県外の会社さんとインターシップでの相互協力という取組みをやってみて、非常に貴重な経験が出来ました。

担当した技術者も、学生さんと色々と話す機会はあまりないので、大変良い刺激をもらったと話していました。

  

最後に記念撮影 パシャ!

  

杭工事も地質調査も無くてはならない仕事、しかし、なかなか人に知られる機会の少ない仕事。

  

人口が減少し、若い働き手も少なくなったいくこれからの時代に、しっかり技術を継承し、会社として業界として衰退しないようにするには、やはり、若い技術者の育成が必須と言えます。

このような機会を作っていただいた、(株)進明技興の石井さんには大変感謝しております。

  

そしてこのような活動を続け、広げていくことで、業界全体の知名度を上げ、イメージアップを図ることで、次世代の担い手の確保につなげていきたいと改めて感じた1日となりました。

  

本当にありがとうございました。

  

◎インターンシップ当日の様子は、YouTubeにて動画もご覧いただけます。ぜひご覧ください!!

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